よりみち。

てきとーにかきかき。

都会の好きなところを見つけた日。

ごちゃごちゃしてて、混沌としてて、

賑やかで、いろんな表情の人がいて、

人がとにかく多くて。

みんな歩くのは速いし、冷たそうな顔してるし、

視界からの情報量は多いし。

 

でも、ふと、

誰も私のこと気にしてないって

誰からも見られてないって

そういう感覚が

すごく楽だった。

 

どこ行っても何しても

大群の中のたった独り。

ただの独り。

誰からつくられたわけでもない、私。

名前。

名前をつけるとね、なんでも安心するんだよ。

何かわからないソレに何か名称をつけておけば、

存在として理解できるから。

 

承認欲求とか、自己受容とか、

そんなのただの名前でしかないんだよ。

もっと中身を知らないと。

 

まる子とか、のび太とか、

そんなのただの名前でしかないんだよ。

もっと中身を知らないと。

諦めた。

善人であろうとすることが間違ってる。

善人にはなれない。

だって人間だから。

欲に支配された人間だから。

 

でも、

私も善人になれる″かもしれない″という

ほんの少しの望みは

捨てるつもりはない。

恋人じゃなくて愛方が欲しい。

恋なんて、幻想のひとときで、

キラキラしてて

世界の薄汚れたところ全部見えなくなっちゃう

心のルンバみたいなもので

薬物依存となんら変わりはないもの。

法的に許されたもの。

でもそれを、人間が人間に対して作り出しちゃうもんだから、これまた面白いんだよな。

でもねえ、私はもう、恋なんぞ疲れました。

愛方が欲しいです。

 

 

 

って冷静に言えてるのは今のうち。

恋したら180℃変わるんだから。わら。